ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

#20

そんなこんなで侵攻編をようやく打開したのは、真成編が実装されて少し経った去年12月。

なんだか焦って頭の中がパニックなうちにいつの間にかクリアしてた感じだった、終わったのか、という喜びよりも先に溜息が出た。
 
もう次のレイドが実装されてるのに、という焦りがあった。同じコンテンツ、同じギミックなのに何度やってもうまくいかない、ミスしたのが明確に分かるならまだしも分からない事が多い、あるいは分かる人がいても何も指摘しない・・・ただ、犯人探しをしても問題解決に向かえるかというとそれも違う、だから何も言わない、だったのかもしれないが、ともかく僕らのPTは停滞していた。だから嬉しかったけれど、同時に、あぁまだレイドは続くんだという、どちらかというとうんざりした気分だったのを覚えている。
 
後にも先にも、固定での侵攻4層のクリアはその1回きりだった。誰ももう一度やろうとは言い出さなかった。
 
僕が何を感じようと構わずレイド攻略は続いてゆく。もちろん、しんどかったけどそれは辞めると言わない自分の責任であるし、ここまでやって途中で投げ出すのはかっこ悪い、と見栄を張っていたせいもある。
 
侵攻編クリアから1週か2週明けて、バハムートシリーズ最後のレイド、真成編が始まった。再び平日の予習と週末のリトライな日々になった。
書き忘れてたけど、固定の練習日は週末と決めていた。というか社会人組で週末活動だからという条件で参加を決めたのである。
 
基本的には22時開始とされていたものの、誰かの事情で遅れたり早まったりすることはあった。もちろん自分も、寝落ちてしまったり仕事のせいで遅れたりはした。ただ、その辺を鑑みてもやはり集まりは悪かったと言わざるをえない。
開始時間になってもコンテンツ中、これはまだ仕方ないと思えるが、22時付近になってもCFにキュー差してるのは意味が分からなかった。事前説明なしに時間に来ない、ツイッターでも反応がない、というのがほぼ毎週あった。言い訳がましくなるけど、自分が寝落ちたのは一度、他の日は仕事があってもその時間に合わせてメシ風呂を済ませてログイン、ということは結構やった。それで上記のような理由で1時間開始が遅れても、事情があるのは仕方ないと思い何も言わずにおいた。
この辺は誰か知り合いに愚痴ったことがあるかもしれない。
 
真成編の攻略は、遅々として進まない。最終段階にたどり着いたのはGWも近い頃だった気がする。侵攻編に比べてみれば、開発の意地の悪さがうかがえるギミック偏重バトルは少なくなったが、それでもシビアだった。繰り返しになるが、基本的にVCで意思疎通が取れない。取れる面子は自分含めて3人だったが、全員ロールが違うのでシナジーが薄いという理由もあった。
 
真成編4層では、とうとう仇敵バハムートと相見えることになるのだが、これがラストというだけあって非常に強かった。
タンクへのワンパンにヒール合わせをミスっただけで全滅するレベルだった。全ての敵行動はパターンであり、一つ一つのスキル使用タイミングは詰め将棋のようにルーチン化される。
それはそれで、ある意味楽しい作業ではあった。装備のILと自己HPを可能な限り高め、回復力向上により少しでもPTに貢献したい、そう考えてギルもトークンも湯水のように注いだ。自分がミスりやすいヘタクソというコンプレックスは依然としてあったが、それ以上にヒーラーへの思い入れが強かった。色々あったけどここまでこれた、と固定のメンバーに感謝もした。
 
でも相方のヒーラーは、どうだったのだろう。長い間自分は白、相方は学者をつとめていたが、真成編3層あたりから、彼のDPSロールでの発言が目立ち始めた。当時週制限のあったトークンの使用がそちらを優先しているような発言も見かけた。どのロールにも共通して言えることだが、一番優先度の高いトークン装備は武器とその強化である。どうやらそれもヒーラーは後回しにするというから本当に正気を疑った、仮にも最高難度のレイドでそれは・・・未だにこうして文句を垂れるほど根に持ってる。それだけ侮辱された気がした。自分は頑張っているのに・・・と思わなくもなかったが、それ以上に「ヒーラー舐めてんのか」と感じた。いい加減な態度にもほどがある、ハラワタが煮えくり返った。
このくだりで、固定PTはもう辞めようと決意が固まった。
 
さて抜けようとは思いつつ、できれば最後は全員でクリアをしたかった。
結論から言うとクリアを待たずして自分から抜けた。本当に何気ない一言にトドメを刺されたかたちになった、これは今でも悔やんでいるが、上に書いたように自分にはヒーラーしか出来ないからと意気込んでいたところに回復が薄い(つまりヘタクソ)と言われて完全に崩れ落ちてしまった。
これらの決め手になった理由を全て、当時メンバーで利用していた外部スケジュールに書き込んで、待機LSごとサヨナラした。ただ抜けるより言い分を聞いて欲しかった、理解はされなくても、ただ辛かったと告白したかったのだ。
 
真成編自体はPTを抜ける前に一度か二度、クリアができていた。その当時、固定の面子には特に悪びれもせず、これでやっと皆に助力できるぞと余計に士気を高めていたのが裏目に出てしまったのかもしれない。あるいは、自分が固定外でクリアしてしまったのを恨んだメンバーもいたかもしれない。
抜けた後、彼らも自分以外の7人全員でクリアをしていたのはツイッター経由で知っているが、その固定自体は解散したのか一部で継続しているのか、今はもう知る術はないし別に興味はない。
 
 
 
ただ、そういう事情があった自分は、その固定PTだけでなく、彼らと仲良く遊ぶフレンドたちを避けるようになった。もちろん、何食わぬ顔でPTに混じることもできたが、それはしなかった。自分が混ざることで微妙な空気になり嫌な思いをされるのを避けるため、あるいは自分のくだらない自尊心のような何かを大事にしたかった、それだけである。
 
離脱からほどなくして3.0の拡張パッチ導入があったが、そこからは基本的に一人きりで楽しんだ。でももう続かなくなってきた。コンテンツ自体のつまらなさはさることながら、「ネトゲはひとりでやっても面白くない」という遥か太古の時代からある言い伝えに漸く気付いたのが、ごく最近である。ついでに時間もなくなった。以上前回のラブライブおしまい。
 
 
 
※念のため追記しておくが、こんなところを見にくる知り合いはまずいないとはおもいますが、このへんの色々をついったーとかでペラペラしゃべる行為はおやめください。リンクなどもなるべく作らないでください。