ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

#89

 書いてから色々思い出すこともある、ついったーで"duality"で検索すると色んな人が感想書いてるんで既にご存知の方も多いと思うんですが、その「色々」が何だったかというのを自分のメモとして書いていきます。

興奮さめやらぬっていうか仕事の合間に3000字書いてるのはどうかと思った。

 

 

・5.1chの環境について

chっていうのはつまり音が出る場所のことだよね、それが5箇所くらいあるのね。映画館をちょっと小規模にしたくらいの部屋がUDXに入っていて、スクリーンもついてるとこで視聴会をやりました。入場は整理番号順で席もそれに準じた感じで、結構厳格にチェックしてましたね。予約して前金全額払いっていう前提のあるイベントなのでお金が絡む以上はきっちりやるよって事でしょうね。よしPサイン会も確か列形成はしっかり予約票チェックされましたな。

さて、5.1chといっても正直自分の糞耳にはいまいちどう凄いのかが良く分からなかったんだけど、電車通勤時にスマホのイヤホンで聴いてるものよりかは間違いなく良いものです。当たり前か。

で、BDには普通の2ch(stereo)に加えてこの5.1ch環境で聴けるバージョンが2種類ほど収録されていて、そのうち一つに「劇場の一番後の席で聴いてる感じ」で録音したバージョンがあるということで実際に聴かせてもらったりしました。祖堅さん曰く「眠りを誘うには最適」との事で、確かにこれはそういう感じだと思った(実際に聴いてもらわないとうまく表現できない・・・)。実際のレコーディングの時にそういう録り方をしたんだって。


・Piano演奏者のケイコさんについて

何やらものすごい人らしい、何もしないでもリズムが全然崩れないんで「人間メトロノームではないか」とか言われておりました。演奏も、どんなピアノでもいいっすよー的な感じらしい? それこそ電子ピアノでも何でもいいって言うらしいんだけど、演奏する人的には、やはりピアノが違うと調子が狂ったりするのかな。

実は妹夫婦がピアノの演奏が得意・・・というか音大のピアノ科出身なので今度聞いてみようかな。なんならでゅありちーの音源のピアノ部分聞いて貰うとかしようかな。音大出身でもピアノ演奏で飯を食うのは相当難しいというかまず無理って話はよく聞いてるよ! 一方わしは演奏も何もできない音楽とは無縁のただのオタク人生を歩んでます。


・サントラの聴き方

上の5.1chの話とも若干被るんだけど、スマホでMP3を聴くのももちろん良いのだがたまには大きめの音をスピーカーから出して聴いてみると良いよって話をされていました。
確かに、家ではヘッドホンすらしなくなったというか、音楽を聴くだけの時間というのがほとんど無い。せいぜいiPadでゲーム動画を流す程度だろうか。それ以外の時間は14やっちゃうからね。
今では音楽を聴く行為そのものが贅沢な時間になってしまったんだなあと感じますね。うちには安い小さめのスピーカーしか無いけど、週末昼間とか、電車の通過音でやかましくて大きな音だしてもだいじょうぶそうな時間帯に聴いてみようかな。


・当日の機材

BD再生用の機械が当日壊れて使えなかったらしく、急遽PS3の廉価版を買ってきて代用したって話をしてました。で、アップデート掛かると(時間的に)困るからネットワークは切ってるぜって笑ってた。祖堅さんならではのトークって感じだよね。普通はそんな話をしたらあとで怒られそうだからってなるもんね。


・BDに収録されてる映像について

ゲーム映像とレコーディング(ライブ)映像とで2種類選べるということで、視聴中に何度か切り替えて見せてもらいました。ゲーム映像は確かファミ通さんが苦労して撮影&提供したっていうやつでしたっけね。
Pianoのレコーディング映像は、撮影カメラを5,6台使って色々な視点を撮ったのだとか。そのうちのひとつは、演奏者の頭に小さなカメラを付けてみたのでピアノ奏者が何処を見て弾いてるかよく分かるぞなんて笑ってました。確かに普通は見られないよな。なんというチャレンジング。


・祖堅氏の今の流行ゲーム

開始直前の質問タイムで「寝てますか?」という話の流れで、オーバーウォッチに相当はまってしまっているという話。僕は未プレイ(だってFPSだもんね)なのでいまいち分からなかったが、その質問した人が自分もプレイしてますーって色々盛り上がってました。
何かの話のついでに「龍が如く」の新作もやりたい(プレイ中?)とか言われておりました。14の話が出ねえ!
あと「FF15やってますか?」って質問が出たときには「デバッグをちょびっとやりましたよ」と返しつつ深くは語らない感じでした。その話のついでで、15チームの効果音制作とかを手伝ったりしたよとか、サウンドチームは所帯が小さい(人数が少なめ)ので、その辺いろいろ融通を利かせることはあるとかなんとか。


・抽選会

一通り視聴が終わると箱が出てきて「あれ?14時間サブ放送で見た事あるぞ」と思ってたら抽選会が始まったりしました、商品はサイン入り店頭POP2点と、祖堅さんインタビュー記事の載ってる雑誌1点(これもサイン入り)。「POP当選した方、是非Duality宣伝してね!」って強調してましたね。なおついったーで検索すると夜の部で当たった人とおぼしきアカウントが見つかりますけど特に何もしないでおく・・・ネットストーカー力の高まりを感じる。

雑誌に掲載された記事の写真について。
「これね、ミキサーの上に乗っかってカッコつけんのは大体偉い人がやるやつなの。で、中堅くらいの人はミキサーの前で姿勢を正してちゃんとする。でもオレは乗っかるのを一度やってみたかったんでやったよ(笑)」だそうです。あと写真を良く見るとミキサーの電源入りっぱなしだったとかで更に笑いを取っておりました。この辺を突っ込み入れたのはGUNN氏だったかな。
GUNN氏と祖堅氏、プライマルズのバンドで知り合ってからもう2年は経ってるということで結構打ち解けた印象を感じました。
そのGUNN氏曰く「プレイヤーの皆さんのイメージを極力壊さないようなバンドアレンジを心掛けた」とのことで、素直にすげえなと思った。当たり前だけど色々考えての結果なんだよね。
そういえばプライマルズのメンバーはどういう感じで選定したのかって話、どこかでしてたっけね。どうやって選んだんだろう。



視聴会終了後はスリーブケースへサインをいただく会を経てUDXを後にしました。
シアターを出た通路の曲がり角付近で「そうそう、自慢ツイしなきゃな」と不穏な事を考えつつ写真を撮る準備してたら控え室?のドアからGUNN氏が出てきて「お疲れ様です〜」とか言っちゃった。


祖堅氏をリアルで拝むのは初めてでしたが、想像していた以上にこの人はエンターテイナーなんだなぁという印象が強まった気がします。単に笑いを取るという以上に、これも当たり前といえば当たり前だけどプレイヤーがどう感じるかを第一に考えて楽曲作ったり効果音作ったり銀盤作ったり、果ては生放送に出演したり、自身の身体の疲れとかは二の次という感じでとにかく仕事に対してストイックな人なのだよね。
もちろん、「もう疲れてしんどいよ〜」という発言はご本人たくさんしていらっしゃいますけどね、それでもやらねばならんって姿勢が素敵。

良い意味で裏表の無い人なのだな。10年後はこういうおじさんになりたい。