ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

雑19

巷ではパッチ4.1で盛り上がっている最中だが俺は山に登ってきた話をする。

 

 
三連休の中日、10月8日。俺はかねてから計画していた登山を決行する。もちろんフォウティーンの登山ではない。現実の山だ。きちんと準備して登山するのは初めてであるが、実は2年ほど前に高尾山へ登山したことがあった。それはどちらかというと観光地のハイキングに近いふんいきだったので、その経験は抜きにした話をするつもりだ。

余談だが、高尾山は親子連れやスニーカー履いた学生連中も多い観光地ではあるが、ケーブルカーに乗らず登山をする場合それなりの距離と斜面があり、決して楽な道のりではなかった。

 

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さて、今回はその高尾山にほど近い景信山(かげのぶやま)という山の頂上を目指した。

 

登山のための事前準備として、既に持っているものに加えてザックカバー、エマージェンシーシート、トレッキングポール、方位磁石(キーホルダータイプのやつだ)を購入し、いなとく先生にお借りした山と高原地図「高尾・陣馬エリア」をにゅうねんにチェックした。登山口が最寄り駅から遠く、バスに乗っていくのでその時間の調査もした。なお、こんかいの登山にはいなとく先生が経験者として同行していただいた。経験者は、どんなときも心強い存在だ。改めて礼をいう。

 

登山には危険がつきものである。そんなことはメキシコの田舎町しゅっしんのおまえたちには常識かもしれないが、ねんの為登山における心構えをつたえておく。

 

・山に登るなら装備を整えろ(ある程度金を出せ)

・ただしザックはなるべく軽くしろ

・天候に気を付けろ

・朝は早起きしろ

・登山(下山)ルートは入念にチェックしろ

 

かんたんに言えばこのようになる。

一つでも怠ったのならおまえを待っているのは死のみだ。これはエフジーオーメキシコ、あるいはエオルゼアーメキシコにも通じるところがある。山道に柵はないし、フォウティーンで柵がない場所から落ちたら死ぬ。それと同じことだ。

 

俺は低山しか登った経験がないのでルートにかんしてはほぼ何も迷ったことはない。だが、登山ルートはじっさい複雑で、何処へどの道が繋がっているのかのちしきは必須だ。あらかじめ近隣にどのような山があるか、最終的に何処へ辿り着きたいかをはっきりしておくひつようがあるのは言うまでもない。分岐を誤れば、下山していたつもりがあらたな頂上を拝むことになるだろう。

 

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このような分岐点を見逃さない観察りょくも大切だ。


命からがら頂上にたどり着いたのはまだ昼前だったが、既にそこらじゅうに食い物を広げた登山パーティーがあふれていた。高尾山もそうだったが、頂上などひらけた場所には出店のあるところも多い。もしおまえがうっかり者で昼飯のことを忘れて登ってしまったとしても、頂上にさえ辿り着けば、多少割高ではあるが飲食の保証は確保される、ありがたいことだ。

下山ルートは山頂に着いてから話し合った。来た道をそのまま戻るか、別のルートで下山し別の最寄り駅まで歩き通すか、若干違う道を通りつつさいしゅう的に同じ場所(こんかいの場合はバスのていりゅう所だ)へ戻ることにするか、である。体力との相談の結果、3ばん目のルートでの下山になった。たいりょくの低い俺に合わせつつ、しらない道へのこうき心も考慮したせっちゅう案というわけだ。

 

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道中、謎のオブジェクトに遭遇する。誰が、どんな理由で、タヌキの置物をセレクトしたのかは全くわからない。もしかしたら霊てきな措置なのかもしれない。タヌキを侮ってはならない。


また、引率やくのいなとくセンセイがどうしてもというので、帰り際には温泉に寄ることになった。俺は当初、「正直風呂なら家で入ればいい」と帰宅をあせっていたが、けっかてきにはひと駅電車に乗った分の価値はあった。登山のあとの温泉はカクベツだ。言葉では言い表せない感動みたいなものが、たしかにあった。

 

さいごにひとつ書き加えておく。
これもやはりおまえたちには常識ではあろうと思うが、飲食などのゴミは必ずおまえが持ち帰り、処分しろ。理由については言うまでもないだろう。少し考えればゴリラでもわかることだ。


…山は特殊なかんきょうだ。人とすれ違うたびに挨拶をし、狭い道を譲り合う。木々と岩、沢、そして俺。それ以外にはなにもない。トイレもない。あったとしても山頂付近に1箇所あるかどうかだ。頼りになるのは己の足と、地図だけだ。勘を働かせて、あらゆる危険を察知しろ。こんかい俺から言えることは、それだけだ。