ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

雑3

気になってた映画、KINGSGLAIVE:FinalFantasy15を観てきました

 

アニメ以外で劇場に足を運んだのは随分久しぶりということで感想でも書こうと思いたったのだが、既に言われているような「クオリティ高い」「シナリオもキャラクターも完成度が凄い」という話をしても仕方がないので別の事を書こうかな

 

映画に興味を持った人が観る前に疑問に思うであろうことを、自分の記憶を頼りに、ねたばれのない範囲でQ&A形式で書いてみることにします

 

 

*ホントにCG?

と言われがちですが、本編直前まで流れてる洋画の宣伝をじっと眺めておくと多少違和感を覚える程度にはCGだと感じた、顔の皺と凹凸なんかはやはり現実味が足りない気がする、でも人物とか建物とかの陰付けるの死ぬほど大変なんだろうなあ…服の裾が風で揺れるのはごく自然な感じですごい技術ですね

 

*ゲーム版FF15との繋がりは?

ゲームシナリオの主人公の父親(ルシス国の王)とその直属部隊が活躍する話です、前日譚みたいな感じになるのかな

ゲームの主人公はとある理由で父親とは離れて暮らしていたのだけどある目的のために住処を出て冒険することになる、その舞台裏とでも言うべき一つの戦いが映画版シナリオの主な筋になってる

つまりKINGSGLAVEを観ておくと、主人公の使う能力や出身の背景がより一層理解できて彼への感情移入が容易くなるかもしれない、時系列的には映画のほうが過去の話になるもののたぶんある程度は被っているので、映画を見た人もゲームをやればより一層映画のシナリオを理解出来るかもしれない

つまり両方観よう(プレイしよう)と、なるわけです

映画を見ただけの今は、「いつこの帝国の連中をボッコボコに出来るんだ!?」と特定の登場人物への敵愾心がものすごいことになっていますが・・・あぁーこれ以上は言えない言えません気になったら映画みてください(さりげない宣伝、それが大人の嗜み

 

*登場人物たちみんな似た顔だけど・・・

確かに、映画の主要な人物たち(主人公サイド)はみんな黒い衣装で顔も欧米人で見分けが付かない、と、映画を見始めた時点ではそう感じました

映画の冒頭は特に、急に戦闘シーンが始まる展開も手伝ってか誰が味方で何が敵なのかも若干分かりづらい、でもそこではある意味、見分けが付かなくても問題はありません

その後、当然といえば当然の流れだけど、重要な人物については何度も名前を叫んだりクローズアップしてくるので中盤には誰が味方かぐらいは理解できていることでしょう・・・いや自分が理解遅いだけなので普通のオタクなら公式サイトや公式ツイッターでキャラクターや世界の下調べは万全なはずですので、まったく問題はありません

 

*で、結局面白かった?

面白かったです

大抵の人は、FFに興味があって(知ってて、またはプレイしたことがあって)映画を観に行くきっかけになってると思うんだけど、例えばFFは興味なかったけど映画好きだからって理由で観に行っても充分面白い、良い意味で普通の映画なんじゃないでしょうか

同時公開でも後出しでもなく、映画を先に公開した理由は定かではないですが、とにかくメディアミックスをうまいことやってるなと思う

映画を先に見れば、ゲームに興味が行く(シナリオの結末が気になる)

ゲームをやったら、映画も観ておきたくなる(観るに値するクオリティがある)

 

そういえば、僕はまだ見てないけどアニメ版もあるんですよね

アニメから入った人はどう興味が向くんだろう?やっぱり先に公開されてる映画を観に行くのかな?

 

 

*強いて挙げる、あれ?な点

FFの知識が無い場合は、時々出る防御の演出が「プロテス」だと分からない点(別に分からなくていいのでは?)

巨大なモンスターやら動く石像チックな戦士やらの敵味方の区別がしづらい点

そもそものエネルギー源である「クリスタル」の存在がいまいち理解しづらい(ジェネレーター的装置と鉱物的ビジュアルは一応出てくるけど・・・)

エフェクトが派手すぎてキャラクターが見えない(煙とか魔法の表現で隠れる事が多い

要するに戦争もの、なので、FFに期待する冒険感はほぼ皆無

 

 

 

ゴチャゴチャ書きましたけど、たまには映画館で映画を観ると楽しいよということでした(暑かったけど)

 

自分は映画は一人で観るべきものと思ってるので今回も一人でしたが(友達がいない?ハハハそんなバカな・・・)、周りは空席がほとんどなく、ほとんどの人は友達同士で観に来ているようだった、意外なことに女性が多かった

都心の映画館とはいえ、結構な注目度のある映画だったんだなと感じました

 

クレジットに「SQUARE ENIX」と出るのを見て、あのヒゲのおじさんはどう感じたんだろうなぁと余計な事を言いつつ感想おわり