再開した時点でChapter5だったんで前作の記憶辿って確か10章までだったよなと思って中盤だと思ったのだが実は結構な終盤だった、というわけでそこから10時間程度で一通りクリアしました
結論から言うと面白かった、きちんと盛り上がるところを盛り上げて、悲しませるところは悲しませてNPCへの同情も誘う、そして大団円とはいえないまでも初代セブンスドラゴンから連綿と続く竜と人類の戦いに終止符が打たれた、つまり質の良い王道だったと思う
ので、ちょっと感想言いたくなったのである
たぶん長いので畳む
・キャラクター
過去作でも複数のプレイヤーキャラクターを作って複数のPTを管理出来たりはしたけど、ゲームシステム的にフォローされたのは今作で初だと思う、計3PT用意する必要があって(設定を考えるのが)結構面倒だったが、ストーリー中、何度かPTを分断されるシーンがあったり戦闘ではバックアップという形で支援が出来るのできちんと協力出来てる感はあった
一度の戦闘で3PT分きちんと経験値が入るのも良かった、今更ネタバレもないと思うのでばらすと最終戦では3回戦闘が続くので前衛になるPTをバトル前に選択できる、ので総力戦って感じで個人的には盛り上がった、1PTでやろうとするとたぶん厳しいバランスだった
ちなみに一番目に作ったPTが常に前衛に出てる主役級って設定を作ってたのだが、終盤からは最後に作ったPT(前に書いた一番火力無かったPT)が前衛になった、これは後述するけど、結果的にはお気に入りの子(ルシェ族フォーチュナー)が活躍出来たので良かったです
というわけでうちの13班オナニーです、
1.主役(旧)
主人公:パッケージ♀キャラの色違い、ゴッドハンド、ボクっ娘
ツンデレお嬢様:金髪ロング(デュエリストデフォ♀)、エージェント、CV東山
執事:お嬢様の付き添いでバトル中はキェェェイ!とか叫ぶ、サムライ(双剣)、CV大塚
ポイントは主人公の子が前作ムラクモ総長の姓で遠い子孫っていう設定だったところ、その総長が今作ではブラスターレイブンとか名乗ってたのが判明してハラハラしたが(自分の中では)わりと丸く収まったので良かった
2.特に設定のない準PT役
リーダー:2020の刀子の色違い、真面目っ子、サムライ(一刀)
ヴァニッシャー:ヴァニッシャーで♂って以外に設定はない
3.準主役PTだった(真・主役PT)
リーダー:ゴッドハンドデフォ♀の金髪のほう、デュエリスト、君主論がどうとか言っちゃう元気っ娘
ルシェ1:アトランティスで助けたルシェ族という設定、灰色ロングヘア、双子の姉、おっとりだが意思の強いルーンナイト
ルシェ2:アトランティスで助けたルシェ族その2、薄青ロングヘア、双子の妹、控えめで自信のないフォーチュナー
2、3番目のPTは必要に迫られて作った側面が大きくて、中盤まではバックアップ要員以外の活躍は無かった、けど前述したようにダンジョンで単独行動させられるシーンが何度かあって戦い方を考えてくうちに3番目のPTが安定してきたので最後は主役になりました
何度も言うけど今作ルシェの外見がすごい好き、フィギャーも予約したからな、誤解ないように言っておくと胸の控えめなほうのルシェだからな
・ストーリー
前々作、前作の竜災害を乗り切ったと思いきやまた現れた、よし退治だ、まではいいんですが今回はとうとう過去と未来に行ってしまう、タイムパラドクスとかは深く突っ込まれなかったのでまあ重要なのはそこじゃなかった
基本の流れはシリーズ踏襲されてるのでやりやすかった、クエストも変に意地悪いものはなかったがこれは特定のタイミングでコンプリートしておかないと特定の重要イベントが発生しないらしいと後で知って危なかった、コンプ自体は簡単です
あと前情報でプッシュされてたデートイベントについては特にゲーム性は無かった、3回ほど会うとアイテムを貰えてそれ以上進展はしないというあっさりした仕様で個人的にはもうちょっとランダムで台詞が変わるとかやり込みたかった、具体的に言うとチカとリッカ・・・
今作の拠点でショップNPCを担ってくれていたのがチカとリッカっていうNPCなんだけど、たぶん全NPC中もっとも接する時間が長く会話も多い子たちでプレイヤーの思い入れもひときわ大きくなってきたころに成り行き上戦いを強いられるシーンがあり、かつ死に別れなければならないというのが非常に辛かったが、辛い分記憶に残るのも事実なのでシナリオとしてよくできてると思います、ただ不思議とシナリオライター許さんって気分にはならなかった
その後の最終局面もセブンスドラゴンというシリーズ名自体の謎に迫る内容で面白かった、世界を救うやり方は多少強引だと思ったがまあRPGなのでその辺はいいと思います
・バトル
難易度的にはたぶん、2020(易しい)>VFD>2020-II、初代ぐらいの感じだと思う、カジュアル設定を選んでも確か大して難易度が変わらないとかなんとからしいので気にしなくていい
とにかくバックアップシステムが優秀、ほぼ毎ターンバフなり全体回復なりが出来てボス戦では頼りっぱなしだったのでこれアリキのバランスなんだろう、あと前回書いたパーティ戦力も奥義を習得できる終盤にはどのPTも大体同じぐらいの火力と回復力があって、この辺もどんな面子でも詰まないようにとバランスとってるのかもしれない
中でも新職ヴァニッシャーとルーンナイトは壊れスキル持ってるのでこれは裏ダンジョンに必須とかなんだろう、レベリング効率的な意味で
先に書いたがラストバトルはシリーズ中で一番満足度の高い戦いだったと思う、3戦連続してのバトルになる(消耗したHPとかはそのまま継続する)ので基本的に3PTそれぞれが活躍出来る、とはいえ初見で十分こなせるぐらいの難易度
ボス戦でやり直したのは、前述のチカ・リッカ戦と第四真竜ヒュプノス戦の二つ、どちらもBGMと演出に気を取られて油断していたとも言える
・総評
なんかカジュアルにRPGやりたいって人にオススメ
そこそこの難易度でそれなりの王道ストーリーが楽しめてBGMとキャラデザインが良くてキャラクターメイクできるRPGやりたいって人にかなりオススメ
初代だけプレイしてPSPのはやってないとか2020やったけどそんなにハマれなかったとか、一作でもセブンスドラゴンをプレイした人なら文句なしにオススメします
最後にひとつ、公式で公開してるBGMつきPVはプレイ予定があるなら見ない(聞かない)ほうがいいです、自分は事前にこの辺ノーチェックだったけどクリア後に再生してみて「こ、このBGMは・・・」ってなった、でも良曲なので紹介するね