ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

雑17

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ずっと心待ちにしていたFF14のオーケストラコンサート、『交響組曲エオルゼア』に行ってきました。

 

  

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自分は4公演のうち土曜夜にチケットを予約して、昼間は浅草でとんぼ玉を作ったり適当な茶店に入って焼きそばを食ったりした、東京に住んで10年近く経つが浅草寺含むあの周辺を真面目に歩いたのは、たぶん初めてだったと思う。直近のは飲みのために出掛けて滅茶苦茶体調崩した回だと思う、ぬるあどとかには迷惑を掛けて人生のなかでもかなりワーストに近い思い出だ。
それはともかく、浅草は鎌倉並に人が多い場所だった、秋葉原とはまた違う種類の外国人観光客で混雑していて、でもテキ屋じゃない土産物屋がずらっと並ぶ光景はここが本当に都会ド真ん中にあるのだろうか疑わしく感じてしまった。 

 

 

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とんぼ玉作りは実は人生で2度目で、1度目は10年以上前の事で何も覚えてなかったので実質ノーカンです、あれを一言で表現するならガラスを溶かして丸める作業である。溶かし方や効率の良い丸め方、急な温度差で割れないようにする工夫なんかはインストラクターの方が実演しながら教えてくれるし、大きく失敗しないように助けてもくれる。
僕が行った工房では玉を3つまで作れるということで、以下のような流れで作業をした。


1.素玉を作る
2.開始前に選んだ模様(マーブル)玉、斑点玉、泡入りの玉のうち2種を順番に作る
3.ストラップとかの後加工を選ぶ
4.1時間後に来店して受け取り(又はこの時点で後加工を選んで組み立てを待つ)


後加工は追加料金になるが常識の範疇です、ちなみに泡入りが一番難しくて、斑点、マーブル、素玉の順で難易度が変わる。もちろんどの模様を作るにも素玉を作る工程は一緒である。素玉はともかく、模様を入れたり泡を入れたりするには両手で別々の事をやるので正確な丸い球体に整えるのが難しかった。丸く仕上げるためには、ガラスを巻き付けた棒を一定時間くるくると回して整える必要がある。特に泡入りというのは、まず小さい色玉を作ってから重曹の粉を少量くっつけて、その上から透明な玉を作ることになる、つまり一番工程が長く、ガラスの成形も2回分あって難しいのである。

 

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出来上がった3つの玉のうち、一つは鍵、もう一つはバッグのファスナーに付け、残る一つは無加工でゲームPCモニタの脇に置いた。特に意味はない。
みんなも東京に来て浅草に行く事があったらとんぼ玉を作ってみるといい。2〜3時間くらいで楽しめる。今回は予約をしたが、混んでなければたぶん当日でも出来そうな気はする。浅草以外にもとんぼ玉教室は結構あるし、インターネットで検索すれば山のように体験教室がヒットする。こんかいの話は以上だ。

 

 

 

・・・じゃなくて、オケコンの話をするためにここに来たんです。

 

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会場入口にひっそりあった開発者たちのおにくボード。ひっそり撮りに行ったけど遠くて字が読めなかった。むねん。

 

会場入りの前に有楽町付近でウィンドウショッピングしたりカフェに寄ったりとOLみたいな事をしてたため、東京国際フォーラムに到着したのは17時半頃だ、待機列が既に外に作られていたのを見て「え、こんなにいるの?」というのが率直な感想だった。更に物販は1階の出入り口付近でぐねぐねと列をなしており、規模の大きさを改めて知る。
席に着けたのが17時45分とかそのくらいで、同じ時間に来てそうな人の動向をtwitterでチェックするだけに留める、さてパンフは手元にないしスタート曲はなんだっけなと思っていると演奏者がぞろぞろ現れた。特に前置きはなくウルダハのテーマが始まる、既にPLLガチ勢には入場曲としてのイメージが強いアレです。PLLガチ勢?

拍手のあと続いて静穏の森がスタートする、背後のスクリーンにインゲームの動画が流れていて、そういえばうちの子はグリダニアスタートだったなとかしみじみとしていた。#はじめてのFF14
ほぼ原曲を拡大したようなオーケストラで、2ループ目に若干アレンジが加えてある分かりやすい編曲でしたね。と思っていたら、あとでソケンさんがMCで「インゲームを思い出せるようにそういう風にしました」と仰っており内心ふふふとか思っていた。まあそれは余談ですが、2曲終わったところでNAOKI YOSHIDAが登壇して早速台詞を噛んだところでいつもの吉田コールでした。わざとかなと一瞬思ったけどあれは素だろう、生放送で慣れているとはいえ5000人を前にしてるんだよな・・・それだけでも凄い事だ。

 

あとは曲順にどんなんだったかを軽くまとめておく。まず新生編。


『極限を超えて』
いわゆるジョブクエのバトル曲。他にも使われてたと思う。演奏の感想ではないんだがバックスクリーンに色んなジョブクエのカットシーンが流れていて、最後が確か暗黒騎士の50クエでしたよね。ごく最近これをやった僕としてはかなりタイムリーで面白かったんだけど、まだやってない人にはスゲーネタバレだったよね。という旨の事をジョブクエのシナリオ書いた人がtwitterで叫んでたのが面白かった。

『絢爛と破砕〜クリタワ:シルクスの塔』
事前の生放送で祖堅氏が「道中とバトルとの曲の変化をそのままオケにも取り入れてみたよ」と言われていたとおり、個人的には最も心が震えた曲でした。FF3自体にはそんなに思い入れを持ってない人種なので(橙さんごめん)まぁ良い曲だな〜とクリタワについては考えていた程度だったのに、スクリーンに流れるカットシーンやら戦闘シーンやらを眺めていたら急に色々思い出して泣けてしまった。
2.3?2.4?だっけ、まだ戦記装備も揃わないうちだったかな・・・たくさん通いましたよね。昔のことを思い出す、それだけで涙脆くなっているオジサンがわたしです゚ワ゚)

『究極幻想』
事前にオケコンのPVとかでチラ見せされていたので概ね思った通りの感じだった、ここ(アルテマウェポン戦)はそんなに思い入れが無いんだよねえ。せいぜいメインクエルーレットでそれなりにやったよなぁ、くらい。最近だとダンスカーのイメージのほうが強い。曲自体は好きだし何ならシアトリズムでもこの曲買った。

『試練を超える力』
これも事前に「ヒカセンのトラウマ」として震わされていたので心構えはできていました、バックの動画ではなぜか侵攻2層のシーンだけ無かったのが不思議。トラウマすぎて吐くから抜いたんでしょうかね・・・。曲とは関係無いんだけど、昨日いつもの3人で侵攻2層行ったらわりと余裕で勝てたんだよね。現役で侵攻編をプレイしていた頃のわしに「これをタンク抜きの3人で越せるようになるよ」とか言っても絶対信じなかったでしょう。

この辺で再度MCが登場、確か祖堅サンが現れたのがこの辺。

『白銀の凶鳥、飛翔せり』
これもトラウマ感を煽られていたけど、そもそも侵攻4層の龍神フェーズ以降は「血を吐くほど繰り返し練習した」というよりも「血を吐くほど練習した隕石マラソンとゴーレムフェーズを超えた後にくるなんだかよくわからないフェーズ」感のほうが強い(※あくまで個人的な感想です)。ファイア、アイス、サンダーがどうのってのはもちろん色々あったんだけど、どちらかというと前半の曲のほうがたくさん聴いたよなぁ・・・という。元々がオーケストラ調の曲でもあり、すごい迫力あるネールさん、という感じではあった。

『Answers』
ここまでで若干油断していたわしに直撃した泣きの一曲。真成4層の動画こそ流れませんでしたがっていうか新生OPそのものではあるんだけど、どうしても大迷宮バハムートへの思い入れも重なってしまい号泣してしまう曲である。動画はダメだって・・・!横にいた友人たちに「うわぁ」って顔で見られたけど仕方ないヨネ。


休憩を15分くらい挟んで蒼天編へ。トイレ行ったら結構ギリギリでした。

『不吉なる前兆』
蒼天IDのボス曲ですね。これも元々オケ調な曲なので特にいうことがない。最近そのへんのID行くようなレベリングしてないなぁとか思った。タンクで行くのは怖いし・・・。

『彩られし山麓
高地ドラといえばG8地図かグナース族のデイリーですよね。ふとアレンジ盤イベントのとき(去年12月)にこの曲のピアノ版をスクリーンで見てたのを思い出した。なつかしい。

『逆襲の咆哮』
ニーズヘッグ用として書いたものの没ったのをシナリオライターの石川氏が頼んで復活させたエピソードで有名な3.4以降の蒼天IDボス曲です。コイツもバンドアレンジ盤で聴いてすごい良かった個人的お気に入り曲。ファンフェスのライブでもやってくれました。オーケストラ版も、まあ順当に。

『Dragonsong』
油断してたやつパート2。だって開幕3曲続けて「あぁ^〜懐かしいわぁ」ぐらいの気持ちしかなかったんで仕方ないですよ。歌モノはダメだって!そういえば書き忘れたけど、新生編の『Answers』と蒼天編の『Dragonsong』は原曲ボーカルの方が来日して、オーケストラ演奏に合わせて歌ってくださったんですよね。こんなんすごいズルい・・・ヒカセン絶対泣かすマンだよ。

メビウス 〜機工城アレキサンダー:天動編〜』
3.Xレイドの締めくくり、天動4層前半曲です。個人的な事言うと4層越せなかった悔しい思い出があって結構クるかなと思ってたんだけどそうでもなかったよ。良くも悪くも一人で頑張った記憶なんてのはその程度でしかなかった、それはそうとこの曲に限らずバトル曲の背後に流れる動画はことごとく極か零式だったんですよね。これいつものファミ通さんの提供なんでしょうか。それとも14時間生放送で前廣氏が愚痴こぼしてた“仕事で作った動画”だったんでしょうか。

『忘却の彼方 〜蛮神シヴァ討滅戦〜』
このタイトルだけ書かれてたら「あぁ、オブリビオンのアレンジすんのかな」としか思わないじゃないですか。事前の吉Pの振りで「四重奏でーす」とか言われた辺りから「ん?」とか不思議に思ってたら、アレンジ盤のアコースティックアレンジのほうかよ!と突っ込みを入れる間もなく涙腺が崩壊しました。今回泣いた曲4つめでした・・・・・・・。

『英傑 〜ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦〜』
オケコン前日に「ねえねえ、英傑ってどっち?ノーマルラスボスでしたっけ?気になりますねぇ!」みたいなこと言ったら「あんま覚えてない」とまやさんに一蹴された事で有名な曲です。それ以外には特に・・・うん。

『Heavensward』
蒼天編のしめくくりにOP曲。「いつも君らがタイトル画面で寝落ちしたときに聴いてる曲でーす」とかP/Dが言うのでわりと台無しでしたがまぁ良い曲だよね。これで終わりか〜としみじみ感慨深く頷いて拍手してたら指揮者の人が出たり入ったりしておかわりが2曲ありました。

おかわり分

『そして世界へ』
いわゆるFFシリーズ伝統のフレーズがある曲。の祖堅アレンジ。確か新生編(2.0)のEDとかで流れるんじゃなかったっけ。

『天より降りし力』
言わずとしれたFF14FATEボス曲、FATE以外ではドルムキマイラとかで聴ける。たしか新生時に吉Pが「新生を印象づける曲として、一番力を入れてくれ」と祖堅さんに頼んだ曲なんだよね。FFの別のコンサートで既に演奏された曲だと思うが、ここでも聴かせてくれました。


これでオーケストラコンサートは本当におしまい。最後の挨拶のシーンで「写真を撮っていいですよ」と言われたのが面白かった、若干遠かった(2階席)ので人物は米粒だったがみんなでパシャパシャしました。最後にパンフだけ買って、はるばる遠方からおいでになったまやさんらにご挨拶。翌日はTGSまで行って買えなかった物販を制したとか見てて黒魔にしてはタフだよな・・・とか余計な事を考えたりした。

 

 

おわりに

祖堅さんやSQのサウンドスタッフを始め、オーケストラコンサート実現のために奔走してくださった方々に深い感謝を述べつつ、大変楽しい時間をありがとうございましたと、いちプレイヤーとして記憶を残しておきます。

  

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