ラベンダーの咲く庭 LavandeBleu

日々のRFAを記録したり雑談したりするブログです

雑46

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明けましておめでとうございます。

 

 

14のSSですが14の話題ではないです(あんまやってない)

 

 

▽近況

とにかく仕事量が多い、多いので必然的に遊ぶ時間は減る、1日1時間程度ゲームできるかどうかって感じ。日付変わって仕事してることも普通にある。つまり、こんな落書き書いてる時間が無駄でしかない。無駄だけど、何となく吐き出したくなることもある。

 

 

▽ガール・カフェ・ガン レビュー

唐突にソシャゲの感想文書く。

 

『ガール・カフェ・ガン』はマーベラスの運営するアクションシューティングタイプのソーシャルゲーム。開発元は中国かな? よくわからないけどUIとかアイテムのアイコンとかがどことなくアズレンぽいけどゲームの中身は全然違う。

 

girlcafegun.marv.jp

 

 

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※意味深な2人に見えるが特に主役ではない

 

 

▼良いと思われる点

 

 ・キャラクターの可愛さ

 

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指揮=育成できる女の子が12人。それぞれ特徴が際立つ衣装がデフォルトになっている。これから増えるのかはわからない。

彼女らには色々な衣装(コスチューム)があり、これを1キャラ(1カード)として扱うためキャラが少ないと感じることはそれほどない。同名キャラでも制服・チア服・メイド服・水着・クリスマス等、数種類のバリエーションがある。各イラストはタッチが統一されていて、さらにLive2Dで良く動くので皆それぞれ可愛らしく、クオリティは高め。

あと、ある意味このゲームで一番話題になったとある特徴については後述する。絆システムも色々あるので後でまとめて紹介する。

衣装とは別にカードのレアリティが存在する。星4つがSSR、星3SR、星2Rまではガチャ産で、星1はストーリーで仲間になった時点で手に入るNカード。SSR、SRはボイス付きで寸劇が見られる。R以下はフレーバーテキストのみの紹介。

この手のレアリティのあるキャラ育成で珍しいのは、どのキャラ・レアリティに関わらず初期Lvの最大値が一律40に設定されているところだろうか。Lv40以上にするには、NでもSSRでも上限解放の素材が必要になる。たぶんどのレアリティでも素材の必要数は一緒かな、10刻みでLvが上がるのも一緒。

 

・ガチャの引きやすさ

この辺は主観によるものが大きいが、個人的には無償石の配布が多く回しやすいと思う。SSRの排出もそこそこ、あまり種類が多くはないというのもあるが、30〜40連に1枚くらいは出てるんじゃないかな。レアリティによる強さの差は結構実感できると思う、必要素材数が変わらないので余計に高レアを育てたくなる。 

 

・戦闘の軽快さ

 

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3人PTを編成+1人フレンドなどのサポートを選択して出撃する。サポは時限制。スマホに表示されるバーチャルスティック的なやつを傾けて移動しつつ、攻撃ボタンでショットを撃つ。原則撃ちっぱなし。敵がいれば自動で狙ってくれる。

一定時間経つと使えるスキル(各キャラ1つ)と緊急回避ボタンを駆使して敵を殲滅するとクリア。クリア条件がステージごとに3つ提示されていて、全て満たすと星が3つ溜まる。溜まった星に応じてボーナスがもらえる。プリコネとかにあるやつと同じですね。達成ボーナス取得は、普通に戦うだけでほぼ達成できる。

1戦闘が5分以内で終わるのは共通で、いくつか章をクリアすればオートモードも解禁。素材クエスト(バウンティミッション)の周回やイベントも含め、ほとんどの戦闘がオートで良いのはお手軽だと思う。

エスト選択時に出る推奨戦力数値を目安に勝てるかどうかを予測するのだが、ある程度低くても勝てる、ぬるいバランスになっている。一部のボス戦を除けばたいてい初見で勝てる上に達成ボーナスも貰える、アクションシーンを押し出しているわりには戦闘は楽。

 

・キャラカードの使用頻度が偏らない

レアリティが高いほうが強いのでそれ以外は要らないかというとそうでもない。特に、序盤の戦力が揃わないうちは、NやRでもレベルを上げておくと良い。

編成時にサブとして別のキャラカードを装備できて、これも戦力増強になる。というかサブの効果はかなり有用なので、ゲームを進めるために必須になっている。手っ取り早く戦力を上げるのがサブカードの存在であるが、条件もある。一定の好感度(カードではなくキャラクター単位に存在する)と、指定の章までのクリアが必要になる。また、キャラのLv上げは素材を使うのが基本であり、クエストの周回が必須。

 

・課金要素があまりない

もちろんガチャをたくさん回したければGEM(いわゆる石)を買う必要があるが、ぶっちゃけそこまで回さなくても戦力は徐々に増えていく。お助け的なアイテムも買えるけど、そこまでやるかというと・・・。

アズレンにあるような特殊衣装の販売とかは無いみたい。キャラガチャとは別に武器ガチャもあるんだけど、こちらもキャラと一緒で、適当に遊んでれば10連チケットが手に入りやすいし、リアルマネーを叩く必要はないと思う。

  

 

▼あんまり良くない点

 

・よくわからない世界観

謎の結晶が飛んできてこれはいいものだと利用し始めたら人が取り込まれたりして全人類の人口が半分になった、という世界の話、らしい。

主人公(男)はその結晶=「源力」と呼ばれる未知のエネルギーを利用する勢力・組織やらに対抗する部隊の隊長となって、隊員(女の子)の指揮とか精神ケアとかラインの相手とかをしつつ表向きの拠点である喫茶店の運営もする、というゲーム。

 

源力結晶に触れてしまうと、普通の人間は骸晶(がいしょう?)となってしまう。いわゆるゾンビのような状態で、とある時期から世界人口の半分がそのようになってしまった。源力はやっかいなことに感染力があるのだが、主人公君はなぜかゾンビ化に耐性がある特性持ちのため隊長足りえているというのが前置きの設定。あと、序盤のストーリーで、なぜか主人公が記憶消されて再スタートみたいな描写が入る。この伏線?は7章現在でまだ回収されていない。

 

ありがちと言えばありがちなポストアポカリプス世界、そしてとにかく専門用語が多く覚えにくい。組織名、敵の勢力、この世界での一般的な用語に至るまで、ある程度は寸劇の中で説明されるものの、なんというか単語が馴染みのないものが多い印象で頭に残らない。例えば重要なキーワードである「源力」からして日本語には存在しない造語である。読み方がわからない。げんりょく、だとは思うけど・・・。翻訳がよくないのかなぁとか思っちゃう。

 

・キャラネームとかネーミングのダサさ

上記に関連するが、例えば敵の名称が「差出人」というのは「なんで?」って思う。コードネーム的な印象をもたせたいんだろうけど、日本のゲームだったらたぶん横文字になるよね、というのが漢字の単語なせいでとてもダサく感じる。忍者とか焼肉定食とかプリントしたTシャツみたいなダサさ。

メインキャラクターの女の子たちも、ネーミングが統一されておらず名前とキャラの容姿が結びついていない。

ツインテお嬢様でいわゆるツンデレで声優釘宮のキャラに「ロココ」とは名付けないでしょ普通。「蘇小真」は、そしょうしん と読むみたいだが、この名前からアイドルキャラというのは頭に浮かびづらい、なぜかこの子だけちゃん付けするし。あとは、例えば「リタ」のように短い名前の子がいる一方で「イーコス・キレニア」のようにセカンドネーム付きの子もいる、この違いがよくわからない。そしてどちらも実際の容姿と名前の響きが一致しない。前者は褐色の関西弁キャラ、後者はいわゆるロリキャラ。ジムカ・ジムユウの姉妹は、そもそも何語なのかわからない。会話などから鑑みると、「ジ・ムカ」「ジ・ムユウ」と区切るのが正解っぽい。とにかく音に馴染みがない。

 

ネーミングダサい問題の最たるものが、タイトル。ガールでカフェでガン、ですよ。ゲームの内容考えたら、まあ、そうなんだけどさあ・・・。関係ないけどガンって付くもの見ると全部デスガンを連想しちゃう。ダサさの象徴みたくなってしまった。

具体的なのはあんまり覚えてないけど、セリフ回しなんかも日本人だったら絶対しない言い方してたりして、開発に日本人は参加していないのだろうということが想像できてしまう。

 

・キャラの性格とか

この辺は好みがあるので何とも言いづらいが、プレイ当初は、イーコスちゃん良いな・・・ピンク髪いいよね・・・などと思っていたものの、絆Lvを上げてもいまいちデレないし、小悪魔を通り越して嫌がらせみたいな言い方もするので最近はあまり好きではなくなってしまった。触ると舌出すし。ロココはネーミングもさることながら、なぜこの風貌で上司的な扱いにしたのか。ていうか妹でしょ?妹ですよね? リタという関西弁の女は、とにかく金の話しかしない。この世紀末みたいな世界で金を集めて何に使うんだろう・・・という部分は話してくれない。キャラ付けのために喋らせてる感じ。

この手のゲームにありがちな女の子同士の絡みももちろんあるんだが、仲が良いのか悪いのかいまいち分からない。女子同士の会話に敬語が多いとかそもそも会話自体がそれほど多くないとか、まあこれはストーリースキップしがちな自分のせいかもしれない。でもスキップしたくなるぐらい会話が冗長なんですよね・・・。

これはUIの問題だけど、全体的に字が小さくて読みづらい。iPhone11の比較的大きめな液晶サイズでも小さく見える。何となくだけど、デザインがスマホじゃなくブラウザゲー向けなのかもしれない。

 

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こう…全体的にボタンがちっちゃい

  

・操作性の悪さと周回数の多さ

オートモードのおかげで戦闘自体は楽、というより原則オートにしないと面倒でやってられないくらいバーチャルスティックの操作性が悪い。思った方向に移動させるのが難しく、緊急回避も回数が少なく頻発できない=攻撃を避けられず当たってしまう。

推奨戦力さえ満たしていれば勝てるものの、特に素材系は周回数が非常に多くかかる。つまりリトライを多くする必要があるのだが、再挑戦ボタンが押しづらいというか小さい。

 

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戦闘関連だけでなく、UI全般に言えることだが各種ボタンが小さい。個人的にソシャゲ全般に言いたいのは、戦闘リザルトは特定のボタン押下ではなくタッチ一発で消えてほしい、これに尽きる。

 

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編成画面はもうちょっと属性アイコンを大きくしてほしい

 

とはいえ無心でリトライ繰り返すのはどのソシャゲでも一緒といえば一緒で、戦闘が楽な分このゲームの周回は優しいのかもしれない。

 

・珈琲ショップについて

 

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このゲームの最大の特徴が、主人公が店長を兼任する珈琲ショップの経営である。

ただし、結論から言うと面倒な要素にしかなっていない。経営を成長させればもちろんクリスタル(この世界での通貨的なやつ)の資金源にはなるし、まあ世界観とも合っていると言えなくもない。が、逆に言うとそれ以上の意味が見出せない。

キャラの絆上げのための訓練施設も兼任している珈琲ショップだが、ぶっちゃけ珈琲は関係ない。クリスタル集めも別途、素材クエストとして用意されている。買ったり貰ったりした家具を置いて客を集めてショップのレベルを上げて施設の拡充を図る、とかはゲーム要素の一つなんだろうけど、他ゲーの拠点運営が珈琲ショップになっただけ。要するに面倒。

店員として隊員の女の子を配置するのだが、一定時間経つと疲れてしまうので適度に交代させる必要がある。売る珈琲も所持上限があり、売れたら補充しなければならない。そして絆を上げるための施設もチェックして、完了してる女の子を再度訓練するか店員に交代するかを指示しなければならない。実に面倒ですね。

絆システムについてはまた別の項目で言うとして、カフェ要素は無理やりくっつけた感が否めない。タイトルにいれてる割には・・・って感じ。

 

・絆システム

ガルカフェ(略称)の良いところであり悪いところでもあるのが、隊員の女の子たちとの絆Lvの存在。

メニュー画面やキャラ画面(※キャラカード画面ではないのがまたややこしい)に表示した女の子にタッチすると、色々な反応を楽しめる。頭を撫でてやると好感度が50アップし、一定の好感度で絆レベルが上がる。また、前述した訓練施設では、一定のリアル時間が必要なものの、好感度を多く稼ぐことができる。こうして彼女らとの絆を深めると、一定の絆Lvごとにイベントシーンを見ることができる。

というだけなら、まあおまけ要素として良かったと思うのだが、問題は、絆レベルを上げることで「キャラカード編成のサブキャラが解放される」という仕組みにある。

つまり珈琲ショップの経営や訓練施設などを通して、好感度を与え続けなければ戦力増強に繋がらないということ。具体的に言うと、絆Lv10でサブキャラ1枠、Lv20でサブキャラ2枠、絆Lv30でサブキャラ3枠が解放される。あとはストーリーの進行も必要だけど、まあこの絆Lv上げるのがとにかく時間がかかる様にできている。

 

もちろん、キャラごとにイベントシーンがあるし好きなキャラであれば喜ばしい要素になるところなんだけど、逆に興味ないキャラだと急にめんどくさくなる。

絆に関連したおまけで、女の子たちとのコミュニケーションシステムがある。

 

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未読がたくさんあると「ゲェ…」ってなる

 

メニュー左の「端末」から女の子個人とのメッセ、主人公と女の子複数で行うボード、あとシステム的なメール(運営のお知らせとかフレンド報酬とか)にアクセスしてチェックする。頻度が多いのはメッセ、要するにLINEである。ボードはLINEトークですね。

ストーリー進行に合わせた会話はともかく、現実?でもありそうなどうでもいい話題も多いので、女の子12人全員の相手をするのは疲れてしまう。一応、10とか15とか好感度が上がるので無駄ではないのだが、選択肢は別にどれでも良さそうだし、世界観とか女の子自体を好きでないと事務的にクリックすることになりがち。

 

 

▼その他、お触りシステムについて

 

たぶんガルカフェで一番話題になったのがこれなんだが、Live2Dで動くキャラの立ち絵は色々な反応をしてくれる。頭を撫でると好感度が上がり、またキャラ毎に反応が違う(大抵は顔が赤くなる)。胸の辺りに触れるとだいたい怒られる(要絆Lv)。下半身、スカートは捲れるキャラがいる(要絆Lv)。捲れるだけでなくパンツを拝めるキャラもいる。頭、胸、下半身以外に反応する箇所もあったりなかったりする。

とはいえ、そこまで反応のバリエーションがあるわけではなく、むしろ「あれ・・・反応しない」と感じることのほうが多いかもしれない。絆Lvの条件がそこそこキツめなので、パンツみたいだけなら動画漁ったほうがいいです。

見える、と言っても基本はチラ見せなんですが、例外的に、スカートごとずり落ちるというキャラがいる。調べればすぐ出てくるのでバラすけど、この子です。メイド服限定アクション。

 

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で、なんだかんだで長文レビュー書いちゃったけど、たぶんそんなに長続きしないかな、とにかく上限解放とキャラのLv上げが辛い。何かのついでにひたすら周回すればいいんだが、まあ起動すると、あー珈琲ショップ見なきゃいけないな・・・めんどいな・・・と感じることが多いんですよね。

細かい事を言うと、iPhoneマルチタスクがうまく機能しないというか、例えば珈琲ショップを覗こうとするとネットワークへのアクセスができませんでしたとか出る。で、リトライしてもなぜか繋がった試しがないので、一度タイトル画面に戻ってタップし直さなければならない。この一連の動作も面倒。

 

プレイするかどうかがかなり気分に左右される、と言える。特に課金したい要素もない。今までの傾向から言えばフェードアウト一択。せめてもうちょっと、日本人に馴染みのある翻訳をしてくれれば・・・。

以上です。